整数と分数と小数が混じった計算を得意にする方法

高学年の算数
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整数、分数と少数が混じった計算、ここでつまづく事が多いのと、一度分かっても時間が経つとまた苦手に戻ってしまう(一度で感覚として覚えきれない)ことがあるので、整数、分数、小数が混じった計算の攻略法をまとめました。

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整数を分数にする基本の方法

1+4分の一とかの問題で、1は四分の四だってすぐ分かればすぐに計算できるので、整数を分数に直す方法はすぐに習得できるはず。

1斤の食パンを6枚切りにしたか、8枚切りにしたか、という差だけで1斤は変わらないので、ここの4分の4でつまづいた場合は食パンを一斤買ってきて説明すると良いです。2斤あると尚便利です。8枚切りと4枚切り、どっちも1斤というのが納得しやすいです。

小数を分数にする基本

0.5を分数にする、というのはたいていの子は納得してくれるのでここを足掛かりにして小数を分数に変換する方法を学ばせます。0.5は二分の一なので1.5は?2.5は?と考えて分数の考え方を身に付けさせていきます。

よく使う換算は暗記する

その中でもよく使う換算方法は暗記すると便利です。0.25は四分の一なので0.75は0.25が3つと考えて四分の一×3=四分の三と応用ができます。

他にも0.2は五分の一なので、0.6は0.2×3=で五分の三です。

分数を小数に直す基本

4分の一などの分数を小数に直すには分子を分母で割ります。四分の5の場合、5÷4で1.25になります。ただし三分の2のように割り切れない場合があります。この場合は小数での計算でなく、分数で揃えて計算した方がいいです。

実際に計算力を付けるには

上のような小数と整数、分数が混じった計算をこなせるようになるにはやっぱり数をこなすことみたいです。実際に私の子供にやらせてみたところ、理屈ではしっかり理解できても実践としてやってみると、使いどころがわからなかったりします。

この分数は小数に直すと計算が楽だけど、問題には小数に直してから、とか書かれていないので大変な計算をやって時間を使ってしまいます。問題を見て、パッと最適な計算方法が浮かぶまでには、多分相当な場数を踏まないと閃かない気がします。

計算力向上のためのドリルとして評判がいい陰山式の計算プリントが良かったです。何の装飾もないプリントですが、1枚完結なので取り組みやすいです。もちろん直書きしないでコピーをとったり、ノートを作って何度もやらないと効果が薄いです。

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