子供が勉強をしている振りをし始めました。追い込みで勉強量が増えたせいで、分からないところを分かったふり、正解しているつもり…というなぁなぁ勉強が目立つようになりました。
勉強している振り
勉強している振り、というのは問題を解いていないのに解いたつもりになっていることです。他にも勉強している振りには色んなタイプがあります。
ノートを綺麗に書く
授業のノートや勉強しているところのノートを綺麗に書き上げることに熱中していて、肝心の暗記をやっていないタイプです。
罫線やマスを書く
ノートや回答の体裁を綺麗にみせたいのか、時間稼ぎなのかマスを書き続けたりします。
問題文を書き写す
解かなければいけない問題文を丸ごと書き写す。(問題は解いていない)
解けない問題はとばして回答をみるだけ
自力でできなかった問題はやらずに、回答を見て理解したつもりになる。
できない問題を放置しはじめた
うちの子は「解けない問題は後で回答を見て理解した気になった」という状態です。
「分かる」と「できる」は違う
回答を見て分かった、と本人は言っています。けど自力でもう一度やらせると出来ないわけです。理屈が分かっただけなんですね。
理屈が分かったらすぐにできるようになるなら、練習なんて必要ないっていうんだ!!!!と説教してしまいました。
生半可にできる問題も放置
本人の中で「なんとなくわかった」問題もありましたが、細かい部分の分からないところを追求することなく放置していました。
「月の影が太陽の当たる方向とは逆についているけど…?」
「あーそれ、書き間違えただけ」
本当にそう?よくわかっていないからだよね?月が回る方向や周期は合ってるけど影の付け方はよくわかっていないんだよね?
答え合わせしない勉強は勉強じゃない
問題集を自分ができる部分だけやる、そうすると1冊はすごく早くやり終わります。何冊もこなせるので、すごく勉強しているように見えます。
でも出来ない問題はできないままになるし、答えを見て解きなおさないと独りよがりな回答でも「合っている」と本人が判断して大事な部分が間違っていたりします。
やり直さないから学力は上がらない
分からないところをそのままにしているので、当然のことながら学力は上がらないです。本人はただ、適性検査をやった=勉強した、と思ったらしいです。
できない、をほっといたらできるようにならないんだよ~といったけど伝わったのかどうか…。
まとめ
机に向かって勉強している…でもそれって本当に勉強しているの???子供の回答したノートをじっくり見てみると、合ってないのに正解だと思い込んでいたり、できない問題の回答を読んだだけで自分でできるつもりになっていたり…。
本当に学力が付く学習法をやっているかは、細かく観察しないと分からないんだと実感しました。もっと丁寧に見てやらないとダメなんだなぁ…。
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