6つのプロセスで分類した 公立中高一貫校対策問題集が解けないぞ

中学受験
スポンサーリンク

中学受験が差し迫ってきて、適性検査の問題集を何冊かやっています。その中で、6つのプロセスで分類した 公立中高一貫校対策問題集について紹介します。

スポンサーリンク

6つのプロセスで分類した 公立中高一貫校対策問題集について

カラー印刷が全くない感じの問題集です。問題量がたくさんあるので1600円+税でも安いような気がします。

内容は標準的な問題だと思うので、最難関なところへの対策はこれじゃダメかもしれません。

どのレベルの子に合っているか

初歩的な適性検査の問題をクリアして、標準問題が解けるようになった後にたくさんの問題に触れる段階にちょうどいいと思います。

解説が少ない、というかほぼ答えだけというところもあるので解き方が分からないレベルだと難しいです。

初歩以上、標準くらいのうちの子には難しいぞ

うちの子にやらせてみたところ、どの問題からもう難しい感じです。手も足も出ない…という状態ではないですが、途中まで解けても完全回答までは辿り着けない感じです。

基本的な解き方パターンの蓄積がまだ足りないらしく、解法を閃かないみたいです。こういうレベルの子は1ページやるのにすごく時間がかかってしまうので、もう少しレベルを落とした問題集に戻ってやり直した方がよさそうです。

中堅校受験には十分かもしれない

小学校の基礎学力が付いていて「考える力」をつけるにはいいと思います。分類分けされているのでどの力が足りないのか自覚できます。

最難関校じゃなければ、この一冊でかなりの実力が付くと思います。

初めての1冊、では決してない

基礎が身について適性検査問題をやるときの「初めの1冊」として使うのはおすすめできないです。

カラー印刷じゃなくて、白黒なのでテスト感満載です。4年生や5年生ではとっつきにくいかもしれないです。

解法について解説が少ないので解き方が分からず、やり飛ばして、結局身に付かない…という感じになるかもしれません。

問題量をこなす練習に良い

この問題集のいいところは、色んな問題が網羅されているので色んなパターンがインプットされるところだと思います。解法のレパートリーを増やす、という使い方にぴったりです。

適性検査の考え方を学ぶ1冊

適性検査では単純な計算問題が出るわけではないので、「適性検査の勉強」をしないと初見で解くことが難しいです。

この問題集では

「条件を整理する」

「視点を変える」

「因果関係をつかむ」

「調べる・比べる」

「数を操作する」

「自分でつくり出す・決定する」

という適性検査ならではの解き方で分類分けして問題がまとめられています。適性検査の考え方を、たくさんの問題を解くことで身に着けるにはちょうど良い問題集です。

ある程度できる子向け

この問題集は問題があって、回答がある…というシンプル構造なのでヒントとか詳しい解説が必要なレベルだと解けないです。解き方を知っていて自分で取り組める子じゃないと、最後までできないで投げ出す感じです。

親が解説できない場合は買わない

分からない問題に親が説明できない(忙しいとか、解けないとか)時は買わない方がいいです。中学受験しようっていう子が分からないという問題って大人がやっても結構難しいものがあったりするので、大人でも「アレ、これどうやって解いたっけ?」となるかもしれません。

そんな場合に備えて算数の解法がズラッと載っている参考書がおすすめです。

参考書も合わせて買う

解き方一覧みたいなわかる算数とか?に答えるとか、自由自在とかがあればそれを参考にしながら解けると思います。

大人で解き方が分かっている場合でも、色んな解法が分かるので新しい発見があったりします。

まとめ

6つのプロセスで分類した 公立中高一貫校対策問題集は色んなパターンを網羅していて良問が詰まっていると思います。大人がやっても楽しい?というかひねった問題があります。

適性検査問題の初歩を抜けたあたりの子に最適だと思います。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました