小学生の作文力アップには「いりたまご」でまとめると書きやすい、というのでそのやり方をまとめました。
作文を書くコツ「いりたまご」
作文を書くには、書きたいことを細かく区切ってかくのがコツです。そのコツを覚えやすくしたのが「いりたまご」です。
「いりたまご」の「い」
「いりたまご」のい、は意見です。自分の意見をまず書きます。
「いりたまご」の「り」
「いりたまご」のり、は理由です。意見のもとになる理由を書きます。
「いりたまご」の「た」
「いりたまご」のた、は体験です。自分の実体験や感じたことを書きます。
「いりたまご」の「ま」
「いりたまご」のま、はまとめです。これまで書いてきたことをまとめます。
「いりたまご」の「ご」
「いりたまご」のご、は誤字脱字チェックです。最終チェックも大事なステップです。
実際に例文を作ってみた
大人な私ですが、この「いりたまご」を使って例文を作ろうと思います。実践な。テーマは「しいたけ」で。
い、意見
僕はシイタケが嫌いです。
(まずは分かりやすく意見を言ってみた)
り、理由
シイタケは匂いが強くて、グニャっとしているところが嫌です。
(とことんシイタケ下げしている最中)
た、体験
お母さんがおかずにシイタケの丸焼きを作ってくれたので、食べたら嫌いになってしまいました。
(私がシイタケの丸焼き好きなんですよね、でも子は嫌いっていう)
ま、まとめ
僕はシイタケの丸焼きを食べたら、大きくて匂いも強いし、グニャグニャしているところがいやで嫌いになりました。
(まるで私がシイタケの丸焼きを出したせい、みたいですが真実かもしれない)
ご、誤字、脱字
誤字、脱字…全体を読んで回りくどい表現とか二重表現とかチェックします。
グニャグニャしているところがいやで嫌いになりました。
これ、初めはグニャグニャしているところが嫌で嫌いになりました。
だったんですが、嫌が二つ入っていて読みにくいので平仮名にしてみた…。
早く作文できる
やってみたら、(内容はどうであれ)すごく早く書けました。書くべき内容が決まっているので「次は何を書いたらいいの?」とブレないせいだと思います。
200文字なら50字ずつ
適性検査の作文は200字くらいが多いので、ひとつひとつのセンテンスを50字に納めると文字数もきっちりそろいます。
体験とかを厚く書きたいなら、どこかを削るとか、そういう判断がしやすいですね。
練習あるのみ
テクニックを知ったら、あとは実践で練習するしかありません。日記とか学校への提出物など作文を書く機会を増やして数をこなすとスキルアップしていきます。
だらだら書くんじゃなくて、常に構成を考える練習だということを忘れずに!(と自分に言い聞かせる)
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