受験に受かる子の親は優秀、っていう風潮

優秀な親 中学受験
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勉強ができる子の親は優秀、経済的に余裕がある、本が好き、高学歴…などと「こんな親だから子も優秀」みたいな風潮はなんなんだろう?と思います。自分の子が受験に失敗するのではないか?と思っているから他の親が気になるんじゃないかと思います。

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受験に受かる子の親

中学受験をするような家の子の親はどんな親なのか?というか、合格する子の親はどんなタイプなのか?というのに関心が高い気がしますね。

高学歴の親だから

子供が優秀なのは親が高学歴だから。鷹の子は鷹、という感じです。地頭が良いタイプというか、何もしなくてもすんなり頭に入ってくる子が生まれるんじゃないか、という理論ですね。

裕福な親

お金持ちで子供に教育費をかけられるから。裕福な親は高学歴なことが多いから、自宅学習でも親が勉強を教えられるから。

賢い親

受験する学校の特色を良く知っていて対策を立てられるから。どんな勉強をすれば合格するのか?対策を考えられるから。

子供を尊重する親

子供の気持ちややる気を尊重するので、勉強するモチベーションが常に高い位置に保っておけるから。

本が好き

親が本好きだと子供も本好きになるそうです。本は一気に知識を得ることができるし、読めば読むほど読解力がつきます。読解力は勉強する上で強みになります。

家での会話が知的

家で話す内容が子供の考えをまとめさせる話し方だったり、質問をして子供の理解度をはかったり…と何かと知的なので、子どもが鍛えられるから。

どうして親のことが気になるのか?

受験するのは子のはずなのにどうして親の特徴が気になるのか?というと子供が受験に受からないかもしれない、と思っているからです。

もしかしたら受からないかも…親が本好きじゃないから?という論理なんです。でも受かると信じているので受かる子の親の特徴を集めて自分と比較したいんですね。

親の特徴が気になるのは子どもが受かると信じたいから

そうやって受かった子の親と自分を比較して、うちは裕福だから受かるかも、子どもと知的な会話をするようにしたから受かるかも、本はたくさん買い与えたから受かるかも…と安心材料を探しているにすぎません。

もしかしたら受からないかも…そういう気持ちが芽生えたから、受かった子の親の特徴が気になるようになったのを自覚していないだけです。

優秀な人は一握り

1年間に国立大学まで進学できる人、一流私立に進学できる人を考えると優秀と呼ばれる人は一握りだということが分かります。

自分の子が優秀かどうか?なんて育ててみないと分からない、というかほとんどは優秀からは滑り落ちる、そんな状況から目を逸らしているんじゃないかと思います。

受験は何のため?

うちが受験する動機になったのは「よりよい教育環境」のためだったんですが、もし我が子に適性がないとしても仕方ないと思うんです。だってもっと優秀な人がその道をやってくれるわけですから。

勉強の道だって辛く長いものなので、中学受験だけ成功したって意味ないわけです。現時点で適性がある人が進むべきなんですよね。

親が認められたいから?

受験に受かる子の親、という言葉に乗せられやすいのは「周囲に認められたい親」なんだと思います。自分の子が受かったから親もすごい!みたいな評価をされたい気持ちがあるんだと思います。

親の指導もありますが、勉強したのはほかならぬ本人なので子どもが一番すごいんです。だから親が優秀とか関係ないですよね、本当は。

高学歴の子は高学歴

でも高学歴の親から高学歴の子になっていくのは普通のことだと思います。

親は高学歴でメリットを感じたから子どもにも学歴を求めるわけです。学歴が無い親でも子供に学歴をつけたい親もいますが、低学歴でも手に職だったり、能力だったりで困っていないなら高学歴の親ほど学歴にこだわらないだけなんだと思います。

学歴で生き残るのか、能力重視で生き残るのか?の違いだけなんだと思います。

まとめ

受験に受かる子の親、が気になるのは自分の子が受験に失敗するかもしれないと思っているからかもしれません。結局は受験する本人の力なので親は関係ないわけです。

でも高学歴の子の親は高学歴な人が多いのは学歴によってメリットがあったから、教育重視なんだと思います。

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