子どもが夜更かしする習慣があると成長ホルモンの分泌が少なくなるので背が伸びない…ということが言われています。夜更かしすることで成長ホルモンの分泌に影響があるのか調べてみました。
成長ホルモンが分泌される時はいつ?
よく言われているのが、「成長ホルモンは午前1時から午前3時の間に多く分泌される」という話です。この午前1時から午前3時、という時間帯に開きがあったり、話によって数時間違ったりしますが大体、この時間帯に成長ホルモンが分泌されるからこの時間帯前に眠らないと背が伸びないといわれています。
この成長ホルモン分泌される時間帯は1983年発行の生体リズムと医療という本に書かれている記述が由来だといわれています。この本は1日のうちに何時くらいに、どんなホルモンが体に分泌されているのか書かれています。つまり睡眠時間が規則正しい人のホルモン分泌量を計測しているので、試験した人のホルモン分泌時間が「午前1時から午前3時」の由来になっているようです。
実際に成長ホルモンが分泌されるのは「眠ってから最初の深い眠りに入ったときにたくさん分泌される」とわかってきています。
夜更かししても成長ホルモンは分泌される
成長ホルモンが分泌されるのは眠ってから最初の深い眠りの時なので、夜更かししても成長ホルモンは分泌されています。寝不足でも深い眠りに入ることができれば成長ホルモンは分泌されるようですが、寝不足の時や疲れが溜まっているときに成長ホルモンがいつも通りに働くかどうかまでは分かっていません。
寝不足や疲れがあるときは成長ホルモンは疲労回復に使われてしまい、背を伸ばしたり骨を成長させるところまでは働いてくれないかもしれません。
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