睡眠不足と朝食抜きで生理が早まり、背が伸びなくなる

身長を伸ばす
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睡眠不足が続いて朝食抜きの生活を続けているとメラトニンの分泌量が減ってしまい、思春期が始まるのが早まるという研究があります。思春期が始まり、生理が始まると同時にホルモンの働きで身長の伸びが少なくなっていくといわれています。

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メラトニンは思春期を遅らせる働きがある

思春期の始まりに大きな関係があるメラトニンというもの。どんなものかというと眠くなる物質です。メラトニンが一番多く分泌されるのが1歳から3歳くらいで、このころの子供はご飯を食べながら眠ったりと、とにかく1日中眠気に襲われています。

メラトニンは目が覚めてから日の光をしっかり浴びて、そのあと14時間後から16時間後に分泌されます。昼間にたくさんの日の光を浴びることでたくさんのメラトニンが夜に分泌されることもわかっています。

  • 昼間に日光を浴びると夜にメラトニンがたくさん分泌される

子どもの背を伸ばしたいときは日の光を浴びさせて夜は暗くする

メラトニンの分泌量を増やすと思春期の始まりが遅くなる(身長が伸びる時期が長くなる)と考えられるので、朝は早起きさせて日の光をたくさん浴びさせたほうが良さそうです。朝の6時から日の光を浴びれば9時ころにはメラトニンがたくさん分泌されて眠気が襲ってくるはずです。

ただ、夜でも部屋を明るくしているとメラトニンは出てこなくなることがあります。眠気がやってくる時間には部屋を暗くするとスムーズな睡眠につながります。

  • 夜、部屋を暗くしないとメラトニンが分泌されない

朝食抜きにするとメラトニンが分泌されない?

朝食を抜く子どもは背が伸びないといわれていますが、そこにもメラトニンが関わっていると考えられています。朝食を抜くということは、夜更かししている時間が長いと考えられていて、夜の光はメラトニンの分泌を減らしてしまうという影響があります。夜の電気の明かりはメラトニンの分泌に悪影響を与えてしまい、からだ本来の成長する力を弱めてしまっていると考えられています。

朝食をとることは栄養面以外の「体のリズムを整える」ということでとても大切だといわれています。

確かに家の子供たちも夜更かししたり、遅めの夕食を取った翌日の朝食は食べられない様子です。朝食を抜くと夕食でたくさん食べたくなるようで、夕食が多いとまた翌日の朝食を食べなくなって…と悪循環が続いてしまいます。

メラトニン不足で生理が来ると身長は打ち止めっぽい

調べていくとメラトニンが足りない状態が続いていくと第二次性徴が始まってしまい、女の子だと生理が始まってしまいます。生理がくるとエストロゲンという女性ホルモンが分泌されるようになります。このエストロゲンは身長が伸びるのを抑えてしまう働きがあるんです。初潮が始まると身長の伸び具合はガクッと下がってしまい、初潮前のようなグングンとした伸びは期待できなくなります。

女の子の場合、初潮前の時期が一番成長ホルモンがたくさん分泌される時期らしく、この期間に規則正しい生活と十分な栄養、適度な運動を心掛けると「伸ばせるだけ伸ばす」ことができるといわれています。

家の子の場合はまさにこの時期なので、勉強する時間も大事ですが身長を伸ばすことも大事なわけで、「じゃあ、いつ勉強時間を取るの?」と考えています。まぁ、答えは一つなんですが…。

朝、起きて勉強するしかなさそう…!

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