夏休み中の子供のためにすぐにできて、子どもだけでも食事の支度ができて、作り置きできる鶏そぼろが便利だったので紹介します。
夏休みのお昼ご飯の条件
とにかく長い夏休み、毎日手の込んだものを作れない時もあります。そこで夏休みに使えるレシピを試してみることにしました。私が求めるレシピは次のようなものです。
作り置きできる
お昼ごはんを作っても、ちょっと食べ足りないとか、忙しくて簡単なごはんしか用意できないときに助かるおかずレシピが良いです。
子どもだけでも用意できる
夏休みの間、子どもだけで日中過ごすこともあるかもしれません。親が家にいても子ども一人でも食事が用意できると子供自身にも「自分でできることをする」という意識をもってくれるかなぁと思います。
食事を用意することの流れを覚えると、段々と片付けも一連の動作として身についていくように思います。
火を使わない
子供だけで作れるレシピが良いので火を使わないもので、温め治すだけとか、冷たくて食べられるレシピが良いですね。あと、夏は暑いので火を使わないレシピが良いです。
そこで鶏そぼろだった
家にごはんは炊いてある、炊いてなくても冷凍ごはんならレンチンしたらすぐに用意できるはず。一度にたくさん作れて食べる量が少ない時も多い時も対応できるもの…そぼろ!!が便利!ということが判明しました。
白米の簡単おかずならごはんですよ、でもなめたけでも良いんですが1瓶200円くらいする割には1日で食べきったりして栄養価がそこまで高いわけでもないので「なんだかなぁ」と思っていました。
そぼろは野菜も卵もごはんがすすむ
のりの佃煮、なめたけ、ふりかけだと野菜のお浸しとか茹で卵をおかずにしてごはんを食べるのが難しかったりします。白米のお供はご飯をメインに食べるものであって、副菜をもりもり食べられるような感じじゃないですね。
そぼろだと小松菜とかほうれん草のお浸しも一緒に刻んで、さらにゆで卵やいり卵も作っておけば3色そぼろ丼になって栄養バランスがよくなります。そぼろ自体、味が濃い目なので野菜も卵も食べやすくなります。
食欲が落ちてもごはんがおいしい
そぼろの味付けをするときの煮汁も一緒にとろみをつけるとごはんにしみ込んで味付けごはんみたいになります。夏場はどうしても白米が食べにくくなりますが、味がしっかりついて、つゆだくのごはんなら食べやすくなります。
どんな麺類にも合う
そうめんを作った時には一緒に合わせるタンパク質に困っていましたが、そぼろを使ったにゅう麺とか、ぶっかけそうめんにすると簡単にタンパク質を献立をたてることができます。
そうめんにかけるとあっさり麺になり、中華麺を湯がいて乗せるとジャージャー麵みたいになります。うどんでもおいしいので万能調味料的に使えます。
鶏そぼろは安くて高たんぱく、低脂肪
大人にもうれしいのが鶏そぼろはひき肉の中でも安くて、鶏胸肉のひき肉なら高たんぱくで低脂肪な点です。夏はどうしてもタンパク質が食べにくいので高たんぱくなものを少量とれるのがうれしいですね。
さらに夏は体温をあげる必要がないので新陳代謝も落ちています。なので脂肪を取りすぎると贅肉になってしまうので低脂肪なのも良いです。
おにぎりの具にもおすすめ
そぼろはおにぎりの具にもおすすめです。パラパラなそぼろの場合はごはんの真ん中に詰めるのが難しいので混ぜご飯にして握ったり、おにぎらずにしたりすると見た目もかわいく食欲をそそります。
水溶き片栗粉を多めにしてしっかり固めたそぼろはおにぎりの真ん中にしっかりとどまるので握りやすいです。朝ごはんや間食にもそぼろ握りは便利です。
鶏そぼろの作り方
鶏そぼろは色んな作り方がありますが、汁が残るレシピだとしっとり仕上がってごはんに乗せても麺類に乗せてもおいしいのでしっとりレシピがおすすめです。
材料
材料は鶏ひき肉ですが、豚肉でも牛肉でもそぼろは作れます。その時のセールのひき肉で十分です。調味料は常備されている基本的なもので作れます。好みに応じて唐辛子や山椒の粉とかを入れてもおいしいです。
さらに冷蔵庫のあまり野菜を刻んだり、きのこ類を刻んでもおいしいです。
- 鶏ひき肉 200グラムくらい
- 醤油 大さじ2から3
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- ショウガ すりおろしで大さじ1くらい
- 水溶き片栗粉 大さじ1くらい
子供向けに甘めの味付けレシピになっていますが、塩気が好きな人は砂糖は入れなくてみりんだけの味付けで十分です。ショウガが無かったり、ショウガ味が苦手な人は無くても平気です。
そぼろから汁が出てくる量が毎回違うので水溶き片栗粉の量はその都度加減してください。だしを大さじ2くらい足して汁多めにしてもおいしく仕上がります。
鶏ひき肉は150グラムから250グラムくらいまでは同じ調味料で大丈夫っぽく仕上がります。味が薄めだったらめんつゆなどでちょい足しして調整すると簡単です。
冷凍もできる
そぼろは簡単に作れるし、一度に大量に作りやすいので一気に600グラムくらい作って冷凍しても便利です。ジップロックに薄く延ばして線をつけてパキパキ折って使うとお弁当や夜食にも便利です。
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